ビーフィーター -BEEFEATER- > ビーフィーター24 エキシビジョン レポート

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ビーフィーター24 エキシビジョン 優勝者 佐藤章喜氏 作 Dragon Pepper (ドラゴン ペッパー)

Recipe

ビーフィーター24
40ml
柚子ジュース100%
10ml
フレッシュ・ライムジュース
10ml
柚子シロップ
20ml
実山椒(Japanese Pepper)
10粒

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これほど豪華な顔触れによる大会があっただろうか。何しろ過去二十年に渡るサントリー ザ・カクテルアワード カクテル コンペティションのチャンピオンたちよる夢の競演である。

「ビーフィーター24エキシビション」は10月3日、観測史上まれに見る酷暑をやっとくぐり抜けた秋晴れの夜、ザ プリンス・パークタワー東京のコンベンションホールにて華々しく開催され、カクテルアワードの歴代受賞者11名がその腕を競った。
これに先立ち20回目の記念大会となる「サントリー・ザ・カクテルアワード」の最終選考会が行われ、鹿児島県のBAR万(よろず)、吉富万洋氏のカクテル「カリビアン・ドリーム」が栄冠に輝いたばかり。「エキシビジョン」登場バーテンダーたちは、この新チャンピオンの先輩たちである。

ビーフィーター24とは

コンペティションのベースに指定されている「ビーフィーター24」とは何か。1820年の創業以来変わらぬレシピを守り続ける「ビーフィーター」は、今もなおロンドン市内で蒸溜されている唯一のグローバルブランドのロンドン・ドライジン。中でも「ビーフィーター24」は、ジュニバーベリーやオレンジピールなど元来「ビーフィーター」に使用されている9種の素材に加え、日本の煎茶と中国緑茶、グレープフルーツなど計12種類のボタニカル類を使用、さらにそれらを二十四時間の浸漬の上、蒸溜したプレミアムなドライジンである。

歴代の優勝者によるコンペティションの幕開け

18時20分、司会にはFMラジオ J-waveでお馴染みのナビゲーター「nico」が登場。「これまでに素晴らしいオリジナルを送り出してきたサントリー ザ・カクテルアワード、その歴代の優勝者が、本格的カクテルを送り出します」と響く滑らかなトークで、コンペティション出場者を紹介した。
審査員として、ビーフィーターのブランドアンバサダー、セバスチャン・ハミルトン・マッジ氏も招かれ審議された。国内で行われるコンペティションは、バーテンダーの所作がプレゼンテーションのポイントとなるが、海外のコンペティションでは、カクテルの見目、味のみならず、いかに自身のオリジナルカクテルのアピールポイントを壇上で解説できるかという、プレゼンテーション能力も高く評価される。本大会は海外でのコンペティションを視野に入れ、このプレゼンテーション能力に脚光が浴びせられた。

エントリーNo.01槇永  優氏

「ビーフィーター24エキシビション」、最初の登壇者は、2012年受賞の槇永優氏。まずは流暢な英語の挨拶からスタート。「ビーフィーター24を世界最初のカクテルブックを書いたとされるジェリー・トーマスの造ったマティーニのレシピをモチーフにアレンジします」。
槇永氏は、霧島の霧をドライアイスで表現。1日前から焼酎と水を混ぜ作り置きする焼酎の「前割」文化を応用し、リレ・ブランに中国緑茶、スペイン産グレープフルーツ、日本の煎茶をいれたベルモットを作成。マラスキーノ・チェリーに、レモンスライス、オレンジとレモンジュースを加え、お茶のタンニンの苦みをビターとして使用する工夫も。 「そして、最後はジェリーのレシピ同様、シェイクし完成です。ビーフィーター24の甘く繊細な香りを、柔らかくそして広くみなさんに愉しんでもらえる仕上がりです」と締めくくった。
槇永氏の作品は、ビーフィーター24のボトルの深紅が意味するビクトリア女王の王冠にちなみ「ビクトリアン・ガーデン」と命名された。

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エントリーNo.02池上 雅子氏氏

2011年受賞者、池上雅子のカクテルは「タイム・トラベラー」。
スタンダードのホワイトレディをアレンジしたひと品は、ビーフィーター24をベースに、柚子のお酒、メロンリキュールのミドリ、フレッシュ・オレンジジュース、蜂蜜とすべて日本の素材を合わせた逸品。「24は、二十四時間を意味しますから、時間にまつわるネーミング、時空を旅するタイム・トラベラーにしました。この一杯を呑みながら二十四時間を振り返ってみたり、未来を想像してみたりしてください」と、時計をイメージしたデコレーションで仕上げた。

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エントリーNo.03小林 貴史氏

2010年受賞者、小林貴史氏はギムレットをベースとし、ビーフィーター蒸溜所デズモンド・ペイン所長へのオマージュを発表。ギムレットを生み出したとされるギムレット卿が生きていたら、ぜひ日本に来てほしい。日本の緑を見て欲しいという思いでメロンリキュール・ミドリを使用します。色合いは、日本のお茶をイメージしました」。お茶の泡を愉しんでもらうため、大豆の粉末、煎茶、抹茶のパウダーで和をイメージした泡を作り、その泡をトッピング。「緑茶の風味、泡を感じながら召し上がって頂くため、煎茶をすりつぶした粉末を荒目にかけ、仕上げです」。カクテル名は「オリエンタル・ビスポート」。「ビスポート(仕立てる)」は、バーテンダーの心。そんな想いが込められた一杯だ。

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エントリーNo.04遠藤 真彦氏

2008年の受賞者、遠藤真彦氏。茶葉を入れた急須にビーフィーター24、ホワイトキュラソーを加え、これをシェイカーのボディに入れ、スローイングを繰り返す。茶葉の色が短時間でベースに移る。これに酸味のレモンジュース、自家製ミントシロップ、そして紫蘇の葉を加え、ハードシェイク。グラスに注ぐ際は茶漉しを使用。紫蘇の葉を漉し、苦み、渋みを防ぐ。こうしてホワイトレディをアレンジしたオリジナルの完成だ。
オレンジのピールと紫蘇の葉を花束にしたデコレーションが見事。「100年の時を超えた新しいホワイトレディ、エヴォリューション24です」と試技を締め括った。

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エントリーNo.05笹澤 崇之氏

2007年受賞の笹澤崇之氏は、カクテルの王様マティーニに挑戦。「毎日、世界中で新しいマティーニが生まれていますが、私はここに『京(みやこ)マティーニ』を提案したいと思います」。ベースは、もちろんビーフィーター24、これに千年京である京都・大原名産の赤紫蘇のジュースを加える。赤紫蘇は、煎茶と並ぶ日本の香り。「京マティーニ」はボタニカル、紫蘇の香りを活かすため、2、3℃を目指しステア。「このカクテルが、永遠のスタンダードのように愛されることを願って」とシンプルなプレゼンテーションが印象的だ。

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エントリーNo.06飯塚 貴也氏

2006年受賞の飯塚貴也氏。ロンドンのサヴォイ・ホテルで誕生したカクテル、アラスカをアレンジした。「12種類のボタニカルを使用したプレミアムジン、ビーフィーター24を使用し、フレッシュで優しいアラスカに仕上げます」。130種類のハーブをブレンドしたリキュール、シャルトリューズは、蜂蜜の香りも良くビーフィーター24との相性も抜群。これに爽やかな香りとちょっとした苦みのある徳島産の贅沢柚子酒を加え、フレッシュ・ライムジュースで全体の味を引き締める。プレミアムジンのフレッシュさ、柚子のシトラス感を生むため、これをハードシェイク。抹茶グレープフルーツを加えた特製シュガーをグラスの縁に半分だけ付け、ハーフスノータイプに施し、ベルローズの花弁をビクトリア女王の王冠に見立て飾り付ける。「最初のひと口は、スノー無しの状態で、ふた口目はハーフスノーのシュガーの上からお召し上がり違いを味わい、新感覚のアラスカをお愉しみください」と締め括った。

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ここでコンペティションのインターミッション、ビーフィーター24のイメージビデオが会場に映し出される。スタイリッシュな映像は、ビーフィーター24のプレミアム感と相まって、垂涎を誘う。

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