BEEFEATER MIXLDN 2015(グローバルバーテンダーコンペティション)
優勝者 五十嵐 愛氏作
Tip Top BEEF EATER(ティップトップビーフィーター)
- ビーフィーター24
- 45ml
- 自家製ランブルスコシロップ
- 20ml
- バルサミコ酢
- 5ml
- ピンクグレープフルーツジュース
- 10ml
- ブラックペッパー
- 10粒
- イタリアンパセリ
- 3房
ビーフィーター グローバルバーテンダーコンペティション 2015
開催地:日本・表参道 開催日:2015.7.31
BEEFEATER MIXLDN 2015(グローバルバーテンダーコンペティション)
7月31日(金)、都会の隠れ家のような表参道IDOL(アイドル)を会場にビーフィーターのグローバルバーテンダーコンペティション「BEEFEATER MIXLDN2015」のジャパンファイナルが開催された。
今回のコンペティションのテーマは「進化し続けるロンドン」。プレミアム・ロンドン・ドライ・ジン「ビーフィーター24」を使ったオリジナリティあふれるカクテルを創作して競い合い、優勝したバーテンダーは2016年1月にロンドンで開催予定の世界大会の出場へと進む。
日本ファイナルへ勝ち残ったバーテンダーは5名。それぞれが創意工夫に富んだビーフィーター24カクテルで勝負に挑んだ。
20歳からバーテンダーとして10年修行を積んだ後、2008年にニューヨークへ単身渡米。日系レストランBOHEMIAN NYのバーを立ち上げるなど様々な活躍の後2013年帰国。
room No.202ルームナンバー202
自家製梅ビターズをグラスにリンスする。シェーカーにビーフィーター24、青柚子フレッシュジュース、自家製煎茶シロップ、大根おろし、紫蘇、塩、氷を入れシェーク。グラスに注ぎ最後に日本酒スパークリングでアップする。
兵庫県出身。最初にお酒を口にした時の感動から自然とバーテンダーの世界へと進む。将来は世界で活躍するバーテンダーを目指し、日々の経験を糧に邁進する。
Laboratory 24ラボラトリー トゥエンティーフォー
ブック型ケースにすべてのデコレーションを飾り付ける。 シーソルトウォーターとティーマテリアル以外の材料をシェークし、茶こしで漉しながらシーソルトウォーターを吹きかけたグラスに注ぎケースにセット。ティーマテリアルを冷やし、添える。
兵庫県出身。人と接することが好きだったこともあり自然とバーテンダーの世界へ。将来は、バーやカクテルの楽しさや感動を提供できるバーテンダーを目指し日々修行を重ねる。
RAVEN MASTERレイヴンマスター
すべての材料をシェーカーに入れ氷を入れてシェーク。オールドファッションドグラスに注ぎ、ブラックオリーブをオントップする。
18歳で進学とともに神戸に渡り、23歳でバーテンダーの世界へ。現在の師匠である木村義久氏(SAVOY 北野坂店)に従事。多くの方に飲んでもらえるカクテルを創作できることが目標。
Plant Hunterプラントハンター
シェーカーにスターアニスを入れペストルで潰す。残りすべての材料と氷を加えてシェークし、グラスに注ぐ。
北海道出身。先輩に連れられた店のバーテンダーに憧れ、自分もその道を目指す。将来は世界に通用するバーテンダーになることが目標。
Tip Top BEEF EATERティップ トップ ビーフィーター
シェーカーにすべての材料を入れ、マッシャーでイタリアンパセリとブラックペッパーをよく潰し、氷を入れてシェーク。塩でリムドしたグラスに注ぐ。
審査の結果、優勝はBar Trenchの五十嵐愛さんに決定。五十嵐さんのカクテルは「TIP TOP BEEF EATER」(ティップ トップ ビーフイーター)。
ビーフィーターの名前の成り立ちである「ビーフイーター=肉を食べる人」という意味と現代のフードペアリングの流れをヒントに、ロンドン・サヴォイホテル生まれのクラシックカクテル「ハンキーパンキー」をベースに考えられた、お肉(BEEF)と一緒に楽しむカクテル。レシピはビーフィーター24に自家製のランブルスコシロップやブラックペッパー、イタリアンパセリなどが加えられており、まさに「肉にぴったり」の味わい。審査員の3名も舌鼓を打った。
五十嵐さんは今後、来年1月にロンドンで開催予定の世界大会に出場し、世界一を目指す。
コンペ終了後は会場の雰囲気も一変。ビーフィーターのブランドカラー「赤」に彩られた会場で、「ロンドンのクラシック&モダン」をテーマにしたアフターパーティーが開催された。
パーティーではファイナリスト5名のバーテンダーによる入賞カクテル、DJのLicaxxxによる音楽、そしてグラフィティアーティストDRAGON76のビーフィーターをテーマにしたライブパフォーマンスが披露され、「赤」を身にまとった華やかな装いの招待客がビーフィーター・ナイトを楽しんだ。パーティーの終盤には五十嵐さんの優勝カクテルも振舞われ、この日最高潮の盛り上がりを見せた。
今回のコンペティションのテーマは進化するロンドンです。
私はハンキーパンキーというクラシックカクテルを、ロンドンの食文化に合わせて進化させ、新しいフードペアリングとして提案しました。
パフォーマンスも、食欲をそそるような臨場感を心がけ、目の前でペッパーミルを使ったり、グレープフルーツピールを削ったりしました。
審査員やお客様が実際にカウンターに座って話を聞いているイメージで、問いかけるスピーチを心がけたのが一番のポイントでした。
日本大会は美しい舞台で、観戦の方との距離も近く、パフォーマンスをしている時の反応がすぐに返ってくるものでした。
おそらく世界大会でも自分が何を伝えたいか、どこをみて欲しいかを明確にして、アピールすることが重要だと思っています。
今からロンドンで世界中のバーテンダーに会えること、彼らの前で自分のカクテルを発表出来ることが夢のようで仕方ありませんが、日本人として精一杯パフォーマンスしてこようと思っています。